井上 進(INOUE Susumu)

教授(文学研究科・東洋史学研究室)

略歴

京都大学文学部、同大学院、京大人文研助手、三重大学助教授

専門分野

明清時代の学術・思想、宋代より清代に至る間の出版文化

担当授業

史料学概論
中国史研究で扱う史料の内容、性格などを概説する講義
基礎演習
現代中国語文献を読みながら、中国史研究の常識を身につけようというもの。
演習
今は明代の文献と清代の公文書史料を読む二つを開講している。単にテキストを読むというのではなく、史料としての文献をどう扱うか、どう読むのかということを学ぶ。

研究テーマ

学術・思想の歴史をたどっていくと、明代と清代では随分異なった様相を呈しているが、それはなぜなのか、どうしてそうなったのか、という問題。つまりその間の変遷過程の論理。

学術とか思想というのは、書物の存在抜きには考えられないものだが、特に印刷されたテキストが流布するようになった宋代以降、学術や思想を生み出す文化情況がどのように変化しているのか、それを出版に即して考察する研究。

研究業績

  • 『顧炎武』(白帝社,1994,277頁)
  • 『三重県公蔵漢籍目録』(三重県図書館協会,1996,212頁)
  • 『中国出版文化史―書物世界と知の風景―』(名古屋大学出版会,2002,396頁)
    (韓国語訳 イ・ドンチョル(李等哲)等三名共訳 ミンウンサ(民音社),2013)
  • 『金沢市立玉川図書館近世史料館蔵漢籍目録』(浅野純一との共著,金沢市立玉川図書館,2004,168頁)
  • 『書林の眺望』(平凡社,2006,413頁)
  • 『明清学術変遷史-出版と伝統学術の臨界点』(平凡社,2011,536頁)
  • 『明史選挙志1』(酒井恵子との共訳注,平凡社東洋文庫839,2013,339頁)

  その他,注釈,単行論文等